2014年10月19日(日)午後5時、大阪道頓堀ホテル
 ゲスト、岩井虔氏
 
 
  
第18回連合壮年会メンズサパーは、ゲストに岩井虔氏(元PHP責任者)、音楽ゲストにトリオ・セラ(サックス/井上麻子、村尾恵一、ピアノ/村尾厚貴子)をお迎えして、10月19日(日)午後5時から、大阪道頓堀ホテルで開催されました。連合壮年会副会長の西村啓一兄(岬福音教会)の司会で始まり、トリオ・セラの演奏、井上麻子姉の肺癌からの回復の証があり、岩井虔氏の講演がありました
  
 
 
 
 
  
<講演要約>
 
 「働く者のゴールデン・ルール」
  松下幸之助氏は、火鉢屋、自転車屋、竜線工で丁椎奉公し、23歳で製造所を作った。岩井氏は京都大学教育学部の院生の時、教授の勧めで松下電機(株)に中途採用で入社した。松下氏が会長に退かれ(66歳)、岩井氏は25歳でPHPに配属された。PHPとは、どうすればより良く生きられるかを研究する所である。毎日「君はどう思うか」で始まり問答し、そのことをPHP誌に載せていた。
  最初に教えられたことは、お辞儀、言葉遣い、掃除です。ビジネスで一番大切なことは、愛される仕事をし、人に奉仕することです。営利性と社会正義の両立のために努力する。そのためには
 ・人々を幸せに豊かにするという使命感をもって仕事をする。
 ・常に勉強して、同じことを繰り返さず前に向かう。
 ・人間関係を大切にする。感謝と奉仕の精神は、苦しみに耐える力となる。
 ・新しい時代に沿ったことを考える。
 ・困っている人、悩んでいる人の必要を愛をもって考える。
 ・企業は公器であるから、黒字を出し、税金を払える仕事をする。
 ・部下に自主性、自主責任を強調する。初期の人達は、叱られた事を自慢した。これは愛されていると感じたから。
  良く話された言葉は「素直な心であれ。それは、あなたを強く聡明にする。青春を大切にせよ。心の若さを保つから。感謝しなさい。」
  聖書の主流は「愛」であり、クリスチャンは、それぞれ与えられた賜物をもって人に仕えている。松下氏も「愛する人、愛される存在になれ」と聖書に通ずるビジネス指導者であった。
  
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