第20回メンズサパー


2016年10月16日(日)午後5時、大阪道頓堀ホテル
ゲスト、柏木哲夫師
メンズサパーは、ゲストに柏木哲夫氏(淀川キリスト教病院理事長、大阪大学名誉教授)、音楽ゲストに向日かおり姉をお迎えして、10月16日(日)午後5時から、大阪道頓堀ホテルで開催されました。連合壮年会副会長の代谷謙行兄(西宮福音教会)の司会で始まり、向日かおり姉の賛美、会食のひと時、柏木哲夫氏の講演がありました 出席者:106名


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<講演要約>


「心の健康、魂の健康」
 ある社会学者によると、今の日本の特徴は、1.スピード化 2.欲求の充足が容易 3.自己中心性。スピード化は、待つ心を貧弱にし、欲求の充足感の良さは、忍耐力を弱め、自己中心性が強いのは、不安をもたらす。
 不安は2種類ある。一つは対象がはっきりしている不安。例えば、高所恐怖症には、治療法がある。二つ目、対象が分からない不安。根源的不安といい、自分そのものが不安。これが魂の不安です。
 人間は魂を持っている。WHO でも、体、心、社会的健康だけでなく、魂の健康について討議されている。人間と動物を分ける違いは、人間は宗教を持っている。動物は自殺をしない。宗教は心だけでなく、魂で悟る。根源的不安を持っている人は、何となく不安で、何とかなると思えない。委ねることができない。
 「神を愛する人々、すなわち、神のご計画に従って召された人々のためには、神がすべてのことを働かせて益としてくださることを、私たちは知っています。」(ローマ書8:28) 委ね先を持っている、「主にある気楽さ」「根拠ある楽観主義」は、魂に平安をもたらす。  
 死は、全てを(社会的地位、家族、財)をはぎ取り、魂がむき出しになる。安全、安心は、財、地位、家族によって与えられるが、なくなるものであり、基本的にあてにならない。神から来る平安は、人生の最後を決める

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