サパー

第25回メンズサパー


〇日時 :2023年11月12日(日)午後5時より(「道頓堀ホテル」にて)
〇タイトル :「災禍とキリスト者」(東北ヘルプ代表、改革派神学校長、甲子園教会牧師)
〇ゲスト  :吉田隆(ゴスペルシンガー)
〇賛美ゲスト:イム・ミジョン(ゴスペルシンガー、音楽宣教師)
〇参加者:54名

水木兄(奈良EC)の司会による会衆賛美と祈りでスタートしました。 イム・ミジョンさんが「キリストには代えられません」「おだやかになる」などの4曲を食前と食後に歌ってくださいました。 イム氏は1993年に韓国からご家族で来日。東京を拠点として音楽宣教活動を開始、2020年からは関西を拠点としておられます(サパーでは、ご主人のパク・チョンピル師が機材を持ち込んでPA奉仕をしてくださいました)。 ご夫妻は2011年の震災以来、福島県・岩手県での復興支援を続けておられます。 歌ってくださった「おだやかになる」は震災を受けた日本のための祈りの中で作られた曲だそうです。イエス様が「だまれ静まれ」と嵐に命じた姿が目に浮かびました。多くの海外のクリスチャン達はこのように祈ってくださったのでした。

(講演)  吉田師はパワーポイントとレジュメを用いて約45分語られました。仙台の教会を牧会中に被災され、キリスト者達で「東北ヘルプ」を立ち上げられたこと。数か月の気持ちで代表を務めましたが、働きは10年以上(現在は、関西に移られましたが…)に及んだこと等です。  内容は「初期対応での主日礼拝の重要性」「協働と祈りの重要性」「長期支援としての祈りの訪問の重要性」…と、順序立てて分かりやすく語ってくださいました。 これらの内容は将来、関西に災害が起こった時、教会がどうあるべきかを示唆してくれるものでした。  現在、東北の地では、クリスチャン達は「キリストさん」と呼ばれています。彼らは仮設内での争いを祈りによってなだめ、ほっとさせる存在になり、信頼されているそうです。  淡々と語られましたが、リアル感と迫力があり、感動して涙が出ました。神は、東北での出来事を通して、日本中の教会に励ましを与えてくださると強く感じました。「あなたの存在は小さくとも、後に大きな力を与えるようになる」…と。


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